Non-Profit Organization FPGA Consortium  
特定非営利活動法人FPGAコンソーシアム
講師/講演

 
 
 
 

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<5都市共通講演>
講演題名: 進化し続けるFPGAと近未来予想図 (5都市で実施)
講演者名: 末吉敏則 氏 [熊本大学大学院 教授]

概  要: 
 28nmプロセス採用の次世代FPGAが発表され、FPGAベンダは集積度と I/O 性能を大幅に向上させてASIC に対する優位性をより一層高めている。ハイエンドFPGAは内部にCPUコアや周辺コアを搭載し、I/Oを強化してSoCに近づくアプローチを指向しており、トップベンダはフラグシッププロセッサを採用してMPSoC (Multi-Processor SoC)を意識している。本講演では,これら最新FPGAの動向を紹介するとともに、最新のFPGA研究における新アーキテクチャ、ディペンダブル技術、3次元構造化などから近未来FPGAの姿を予想する。


<各都市招待講演>
●北陸会場
講演題名:「FPGAを使用したシステム開発の最適化設計」
      〜当社の特徴(ボードとデバイスの設計)を活かして〜
講演者名:東京ドロウイング株式会社 第2開発技術部
      
  部長 猪谷 隆氏、 課長 中谷幸治氏、 田村宗聖氏
概  要:
 市場のニーズのは高速・大容量化を求めている中、FPGA開発をとりまく環境はますます厳しくなっている。もはやFPGAに特化した設計だけではシステムは動作しない。ボード、FPGA、基板 配線の最適化を目指すトータル設計企業ならではの観点にてトラブル事例を交え、FPGAの開発概念や当社の取り組みを紹介する。


●中部会場
講演題名:「STARC RTL設計スタイルガイドを「こう使おう」Verilog-HDL版」
講演者名: 小川 清 氏[名古屋市工業研究所 電子情報部 主任研究員]
概  要:

 
名古屋市工業研究所では、FPGAとVerilog-HDLを使った中小企業向けの研修を毎年実施しています。公的試験研究機関の研究会である産業技術連携推進会議でFPGAコンソーシアムの末吉敏則先生からご指導いただき  STARC RTL設計スタイルガイド の人材育成とFPGAにおける適用について取り組んで来ました。富士通VSLI様、ルネサス様のご指導のもと、学会発表などをするとともに、岐阜大学での公開講座ではVHDL版を紹介しています。 VHDLをお使いの方にも役立つ情報をご提供できると思います。


●関西会場
講演題名:「ハイエンドメディア処理への FPGA 応用事例」
講演者名: 尾上孝雄 氏 [大阪大学大学院教授/情報科学研究科 情報システム工学専攻]
概  要:

 
近年,画像処理などの研究開発において,高度なアルゴリズムなどの考案した後に FPGA デバイスを用いて実現可能性,実用性を評価・検証することが多くある.本講演では,機能性を高めたメディア処理の手法とその実装事例について紹介する.


●九州会場
講演題名:「新CPU搭載FPGAが与える組込み機器へのインパクトと展望」
講演者名: 浅井 剛氏 [株式会社ネクスト・ディメンション取締役]
概  要:

 
昨年秋頃大手FPGAベンダーより新CPU搭載に関する発表があり以降徐々にその詳細が明らかになってきている。 また他ベンダーからは既に製品出荷されているデバイスもありCPU搭載FPGAは新しい局面を迎えたといえる。 FPGAベンダーがCPU搭載を始めた当初から関わっている者としてこれから出荷が始まる新CPU搭載FPGAが組込み機器へ与えるインパクトを考察すると共に講師自身が考える今後の展望について解説する。


●東京会場
講演題名:「リアルタイムタスクトレーサIPの開発」
      〜プロセッサ負荷ゼロの実現を目指して〜

講演者名: 武田有志 氏[地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
                開発本部開発第一部 情報技術グループ 副主任研究員

概  要:
 FPGAの大規模化により、マルチプロセッサとRTOSによるシステム構築が主流になり つつある。しかし、リアルタイム性が要求されるシステムの検証には、ソフトウェア によるタスクトレースに限界が来ている。本発表では、プロセッサ負荷ゼロを実現す るタスクトレースのノウハウと、開発したNios II/TOPPERSカーネル向けIPについて 紹介する。



※講演タイトル、講演者、内容は変更になる場合があります。